ペーニャ問題燻るオリ ロッテからデスパイネ“横取り”狙う

公開日: 更新日:

 なぜ、このタイミングなのか。CSファーストステージに出場することなく、12日に登録抹消されたオリックス・ペーニャ(32)。

 球団は右大胸筋炎症と説明するも、本人は「自分は試合に出られる状態だった」と言った。「近日中に退団発表」「キューバ大砲取り」と書いたスポーツ紙もあったが、オリックスの瀬戸山隆三球団本部長(61)が「来季契約に向けた1回目の話し合いを済ませた」と明かすなど、依然ゴタゴタが続いている。ある球団OBが言う。

「ペーニャは今季32本塁打を打ったが、9月くらいから素行が怪しくなった。自分勝手な一発狙いの大振りが目立っていた。彼は1年契約。球団内では、他球団を含めてオフの契約のことしか考えていないともっぱら。そうした態度を球団が疑問視し、争奪戦までして残留させる必要はないと判断したのではないか」

 そんなオリックスがペーニャの代わりとして狙っているのが、7月下旬に来日したロッテのデスパイネ(28)だ。オリックスの中軸を打つT-岡田、糸井は左打者。ペーニャが抜けたら右の長距離砲が欲しい。45試合で12本塁打のキューバ人はノドから手だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー