几帳面で厳密な球数管理…レ軍ダルビッシュの新ボスの正体

公開日: 更新日:

 ダルビッシュ有(28)の新しいボスが決まった。

 レンジャーズの新監督に今季までパイレーツのベンチコーチを務めていたジェフ・バニスター氏(50)が就任した。

 バニスター新監督、選手、指導者としてパイレーツ一筋29年。ポストシーズンに進出した一昨年と昨年はクリント・ハードル監督の右腕としてチームを支えた。

 長らくマイナーの指導者を務めてきたバニスター氏はきちょうめんな性格で知られる。ベンチコーチ時代は、その日のラインアップを丁寧な活字体でホワイトボードに書き記すのが日課。投手コーチに代わって先発投手の球数を厳重に管理、原則として100球以上、投げさせることはない。

 今季、パイレーツでチーム最多の13勝(7敗)を挙げたエース右腕のボルケスは1試合平均96球だった。今季のダルはストレート系主体の投球スタイルに変えた。エースとしての自覚から、限られた球数で、長いイニングを投げるためだ。

 地区最下位からの巻き返しを図るレンジャーズにとって、ダルの働きは欠かせない。きちょうめんな監督のもとで、よりシビアな投球が求められそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

  2. 2
    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

  3. 3
    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

  4. 4
    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

  5. 5
    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

  3. 8
    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

  4. 9
    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

  5. 10
    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず