几帳面で厳密な球数管理…レ軍ダルビッシュの新ボスの正体

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 ダルビッシュ有(28)の新しいボスが決まった。

 レンジャーズの新監督に今季までパイレーツのベンチコーチを務めていたジェフ・バニスター氏(50)が就任した。

 バニスター新監督、選手、指導者としてパイレーツ一筋29年。ポストシーズンに進出した一昨年と昨年はクリント・ハードル監督の右腕としてチームを支えた。

 長らくマイナーの指導者を務めてきたバニスター氏はきちょうめんな性格で知られる。ベンチコーチ時代は、その日のラインアップを丁寧な活字体でホワイトボードに書き記すのが日課。投手コーチに代わって先発投手の球数を厳重に管理、原則として100球以上、投げさせることはない。

 今季、パイレーツでチーム最多の13勝(7敗)を挙げたエース右腕のボルケスは1試合平均96球だった。今季のダルはストレート系主体の投球スタイルに変えた。エースとしての自覚から、限られた球数で、長いイニングを投げるためだ。

 地区最下位からの巻き返しを図るレンジャーズにとって、ダルの働きは欠かせない。きちょうめんな監督のもとで、よりシビアな投球が求められそうだ。

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