体も技術もダル超え データで見た日ハム大谷「2年目の進化」

公開日: 更新日:

 21日の楽天戦は2本塁打を浴びるなど、5回3分の1を自己最悪の7失点。

 高卒2年目の投手として先輩のダルビッシュ(28=現レンジャーズ)に並ぶ12勝目(4敗)は逃したものの、ここまでダルに匹敵する、いや、それ以上の数字を残しているのが日本ハム大谷翔平(20)だ。

 2年目の数字を比べてみると、投球回数153回3分の1(149回3分の1)、敗数4(5)、防御率2.64(2.89)、被本塁打7(12)、四球57(64)、奪三振176(115=カッコ内はダルビッシュ)。

 ちなみに、1年目は投球回数61回3分の2(94回3分の1)、勝数3(5)、敗数0(5)、防御率4.23(3.53)、被本塁打4(7)、四球33(48)、奪三振46(52=カッコ内はダルビッシュ)。

 大谷は1年目こそダルの後塵を拝しながら、2年目で追い抜いていることが分かる。

■すでにダルの3、4年目の体つき

 今年のキャンプで、大谷の上半身を目撃した首脳陣は、「脱いだらスゴい。あまりに筋肉隆々なんでビックリした。あれはダルの3、4年目の体つきじゃないか」と仰天。オフの筋力トレーニングのたまものだし、それが今季の好結果につながったことは本人も認めている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性