ダル故障も一因? ワシントン監督「突如辞任」で飛び交う憶測

公開日: 更新日:

 契約をあと1年残しながら、今季の終了を待たずに突然、辞任したレンジャーズのロン・ワシントン前監督(62)。

 ベテラン指揮官が自らユニホームを脱いだ理由について、チームは「個人的な事情」と詳細は明かさなかった。地元テキサスでは「病弱な夫人の看病」「地区最下位に低迷する責任を取らされた」などとさまざまな臆測が飛び交っているが、実はダルビッシュ有(28)も無関係ではないという。

 ダルが右肘の炎症で8月13日に故障者リスト(DL)入りしてから、リハビリメニューや復帰時期を巡り、ワシントン前監督とダニエルズGMは再三にわたって意見が衝突したからだ。

「今季中に復帰させるべき」と主張するワシントン監督に対し、ダニエルズGMは「チームの成績が悪いので、今季は休ませて来季に備えさせる」と真っ向から否定。両者の間には次第に溝が生まれ、GMから指揮官にダルの治療の進捗状況など一切の報告はなし。試合前の会見で地元メディアがワシントン監督にダルの状態を聞いても、「俺に聞かれても分からない」「チームドクターの判断」などと曖昧な回答しかなかったことからも、両者の確執ぶりがうかがえた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態

  3. 3

    高市総裁「首相指名」に漂う不安…自民党内は“厭戦ムード”も燻る火種、飛び交う「怪文書」の中身

  4. 4

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    高市自民、公明からの三行半で早くも本性露呈…「やられたら秒でやり返す」「イキらなきゃ負け」のオラオラ体質

  2. 7

    出来たとしても高市政権は短命…誰も見通せない激動政局の行方を徹底分析(前編)

  3. 8

    佐川宣寿元理財局長のメール開示「遺族と話し合う」…森友文書で加藤財務大臣が明言

  4. 9

    進次郎氏落選もダメージなし? 妻・滝川クリステルが目指した「幸せ家庭生活」と耳にしていた夫の実力

  5. 10

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか