今季終了のダル 球団監視下でオフは“がんじがらめ”の可能性

公開日: 更新日:

 オフにはプライベートなどなさそうだ。右肘炎症のため、今季は登板しないことになったレンジャーズのダルビッシュ有投手(28)。シーズン終了後は、球団から徹底管理されるかもしれない。

 8月13日に故障者リスト(DL)に入ってから受けた2度の精密検査では患部に異常は見つからなかったが、「そのまま投げていたら危なかったと思う」(ダル)と話した通り、下手をすればヤンキース田中将大のように靱帯が傷ついていた可能性もある。

 ここ数年、レッドソックス時代の松坂大輔(現メッツ)、カブス藤川球児ら日本人投手が相次いでトミー・ジョン手術(腱の再建手術)を受けている。手術こそ回避したものの、今季は田中が長期離脱中だ。ダルの契約は17年まで残っている。6年総額1億1000万ドル(約110億円=入札金含む)を投じて獲得したレンジャーズが松坂や田中の二の舞いだけは避けたいと考えるのは当然だ。

 レンジャーズはワシントン監督が辞任し、来季は新体制で巻き返しを図る。エースが万全の状態で開幕を迎えられるように、オフには球団の監視下に置かれるはずだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性