巨人高卒3年目・辻が一軍へ 原監督“サプライズ抜擢”の理由

公開日: 更新日:

ヤクルトに奥村を指名されて唇を噛んでいる原監督は、これまで一軍出場のない辻を一軍キャンプに呼ぶことで、『巨人は高卒選手をちゃんと育てます。育成を放棄していません』と高校やアマ球界へアピールする必要があったんでしょう」(球界関係者)

 このオフ、球団は内野手のグリエル獲得に失敗。黄金ルーキーの岡本(智弁学園)は腰痛を発症して練習を早退するありさまである。一軍抜擢の“ウラ側”はともかく、辻にとっては、同じ内野手のライバルがモタモタしている間に、アピールする機会を得たことになる。

 現段階で片岡が最有力の二塁なら十分チャンスはありそうだ。辻が内野のレギュラー争いに加わってくれれば、奥村流出の傷も少しは癒えそうだが……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    彬子さま三笠宮家“新当主”で…麻生太郎氏が気を揉む実妹・信子さま「母娘の断絶」と「女性宮家問題」

  4. 4

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  5. 5

    ヤクルト池山新監督の「意外な評判」 二軍を率いて最下位、その手腕を不安視する声が少なくないが…

  1. 6

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  2. 7

    違法薬物で逮捕された元NHKアナ塚本堅一さんは、依存症予防教育アドバイザーとして再出発していた

  3. 8

    大麻所持の清水尋也、保釈後も広がる波紋…水面下で進む"芋づる式逮捕"に芸能界は戦々恐々

  4. 9

    “行間”を深読みできない人が急増中…「無言の帰宅」の意味、なぜ分からないのか

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発