「心はモヤモヤ」 オープン戦未勝利で日ハム栗山監督もう焦り

公開日: 更新日:

 まだ勝てない。8日のDeNA戦に3-3で引き分けた日本ハムはこれで、オープン戦6試合で未勝利の4敗2分け。試合後の栗山監督(53)は、「ボクの心はモヤモヤしている」と声を絞り出した。

 たかがオープン戦。結果より内容重視だが、この日は先発のメンドーサが三回までに3失点と不安を残した。昨季7勝13敗のこの助っ人右腕が、それでもすでに先発ローテーション入りが確約されるほど投手陣の台所事情は苦しく、攻撃陣も12球団ワーストのチーム打率・189。結果も内容も悪いから、栗山監督の嘆きは止まらない。

「気になるところがあまりにも多過ぎる。野球は勝つために必死にやらないと、形が変わってしまう可能性がある」

 栗山監督は今季が契約最終年。自ら「優勝しか考えていない」と退路を断っているだけに、チームがこのままではモヤモヤしっぱなしだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省と自治体に一喝された過去

  2. 2

    極めて由々しき事案に心が痛い…メーカーとの契約にも“アスリートファースト”必要です

  3. 3

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  4. 4

    ドジャース大谷翔平がついに“不調”を吐露…疲労のせい?4度目の登板で見えた進化と課題

  5. 5

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  1. 6

    清水賢治社長のセクハラ疑惑で掘り起こされるフジテレビの闇…「今日からシリケン」と“お触り続行”の過去

  2. 7

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  3. 8

    千葉を「戦国」たらしめる“超過密日程”は今年の我が専大松戸に追い風になる手応えを感じています

  4. 9

    趣里はバレエ留学後に旧大検に合格 役者志望が多い明治学院大文学部芸術学科に進学

  5. 10

    参政党が参院選で急伸の不気味…首都圏選挙区で自公国が「当選圏外」にはじかれる大異変