2年で4回も 栗山監督の“辞任癖”に日ハムフロント戦々恐々

公開日: 更新日:

 日本ハムのフロントと親会社の幹部たちにとっては、ヒヤヒヤドキドキの毎日らしい。

 ソフトバンクとのファイナルステージがもつれて、勝敗に一喜一憂しているわけではない。今後の戦い方いかんで、栗山監督(53)が辞表を持ってくるかもしれないと内心、ビクビクなのだ。

 今季限りで契約が切れる栗山監督は去る6月29日、契約を1年間延長した。来季も指揮を執ることが決まっているとはいえ、監督の座に恋々とする人ではない。昨年までの2年間で、辞表を出した回数は実に4回。リーグ優勝しながら巨人との日本シリーズに敗れた一昨年も、シリーズ終了直後に「進退伺」を出したという。日本ハムはあくまで栗山監督続投を既定路線にして、水面下で来季のスタッフ改造に着手。仮に栗山監督が辞任しようものなら、構想が根底から崩れてしまう。

「今回のCSも大谷の起用法や継投のタイミングで微妙な場面が何度かあっただけに、本人が責任を感じなければいいが……と周囲は戦々恐々」(ある日本ハムOB)だそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  2. 2

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  3. 3

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  4. 4

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  5. 5

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  1. 6

    開星(島根)野々村直通監督「グラウンドで倒れたら本望?そういうのはない。子供にも失礼ですから」

  2. 7

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  3. 8

    風間俊介の“きゅるるん瞳”、庄司浩平人気もうなぎ上り!《BL苦手》も虜にするテレ東深夜ドラマの“沼り力”

  4. 9

    前代未聞! 広陵途中辞退の根底に「甲子園至上主義」…それを助長するNHK、朝日、毎日の罪

  5. 10

    山下美夢有が「素人ゴルファー」の父親の教えでメジャータイトルを取れたワケ