近くトレードか DeNAに居場所ない多村を欲しがる球団の名前

公開日: 更新日:

「そんな経緯もあるから、多村の場合はよほど打って守れないと、一軍でのチャンスが限られるだろうね。外野は左翼に筒香、右翼に梶谷がいて、中堅は桑原、関根、荒波が定位置を争っている。右の代打としては後藤が控えている。戦力を見ても入り込む余地がないからなおさらだよ」(ベイスターズOB)

 他球団が多村の譲渡を申し入れれば、DeNAがクビを縦に振る可能性もあるかもしれない。ならば多村を狙う球団はどこなのか。前出の関係者が続ける。

「大型補強をしながら最下位に低迷するオリックスは外野がからっきし。実績のある糸井はまだしも、14日のソフトバンク戦では竹原、川端を起用するなどメンバーが固定できない。ブランコ、ヘルマンも故障で貧打は深刻。多村の打力、経験は貴重で、チームの起爆剤にもなる。また同一リーグなので確率は低いが、外野のバレンティン、ミレッジが故障中のヤクルトも外野を探しているという。投手に不安が残るDeNAとしては、投手を交渉材料にすれば話に乗っても不思議ではありません」

 とりわけオリックスは、14日のソフトバンク戦にも敗れて早くも借金11。近いうちに“動き”があるかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  3. 3

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    初の黒人力士だった戦闘竜さんは難病で入院中…「治療で毎月30万円。助けてください」

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が“本塁打王を捨てた”本当の理由...トップに2本差でも欠場のまさか

  4. 9

    “条件”以上にFA選手の心を動かす日本ハムの「圧倒的プレゼン力」 福谷浩司を獲得で3年連続FA補強成功

  5. 10

    吉沢亮は業界人の評判はいいが…足りないものは何か?