長期離脱のツケ…福岡の街から松坂の“存在”が消されている

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 3年総額12億円という大型契約を結びながら、いまだに右肩疲労で公式戦登板がない。そんな手負いの右腕に「早期復帰のプレッシャーをかけないように」という球団の配慮でもあるそうだが、チーム関係者はこう言う。

「そもそも、今年のソフトバンクは松坂を広告塔にして、シーズン前から新規の年間シート販売に力を入れていた。ところが、松坂は待てど暮らせど一軍復帰のメドが立たない。これでは松坂の名前を使ってチケットを売り続けた営業の立場がなくなってしまう。写真を消しても、頭が痛いのには変わりはありません」

 先週、「キャッチボールを再開」と報じるスポーツ紙もあったが、現状の松坂は長期離脱の影響で体はキャンプ前に逆戻り。肝心のフォームも完成していないことから、一軍復帰は早くても夏場といわれる。

 これでは存在が消されても文句は言えない。

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