井川の比じゃない マー君再離脱でメディアのバッシング過熱

公開日: 更新日:

 ヤンキースは日本時間5月2日からの17連戦に備えて、4月28日から先発を6人で回すことになった。

 しかし、田中が離脱したあおりで、29日のレイズ戦には右腕ピネダが当初の予定から2日前倒しで先発した。田中は結果として投手陣の台所をひっかき回したことになる。

 ヤンキースと「7年総額約186億円」の大型契約を結んだエースクラスが2年続けて戦列を離れて、周囲にマイナスの影響を与えている。波紋の大きさは総額50億円超でヤンキース入りしながら2勝(4敗)に終わって粗大ごみ扱いされた井川慶(現オリックス)の比じゃない。

 ナインは面白くないだろうし、火の粉は田中に大金を積んだフロントにも降りかかる。そして評価したのはヤンキースでも、その評価で契約した田中にも大金を稼ぐ選手なりの責任や義務は生じるのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも