井川の比じゃない マー君再離脱でメディアのバッシング過熱

公開日: 更新日:

 右手首の炎症と前腕の張りで故障者リスト入りしたヤンキース田中将大(26)。地元紙を含む複数の米メディアは、右肘靱帯部分断裂との関連性をこぞって指摘している。肘をかばって手首まで痛めたとか、前腕の張りは右肘の影響といった具合だ。

 田中が選択したのはトミー・ジョン手術ではなく、PRP(多血小板血漿)という保存療法。しかし、多くの投手にPRP療法を施した産業医科大学若松病院の内田宗志医師(診療教授)は本紙のインタビューでこう指摘している。

「PRPの効果があるのは中高生までで、私の経験では成長期を過ぎた大学生やプロの投手に効果は期待できません」

 米医学専門誌「アメリカン・ジャーナル・スポーツ・メディシン」に掲載された論文によれば、プロアマを問わずPRP療法を受けた12~33歳の投手27人のうち、若年層は回復が早く、治療後に実戦復帰がかなったものの、メジャーやマイナーでプレーする投手の多くは戦列に戻っても再発した揚げ句、手術を強いられたという。

 2年連続の離脱で、再び米メディアのバッシングが始まった。離脱が発表された4月28日は、くしくもヤンキースタジアムの入場者に田中の首振り人形が配られた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    オコエ瑠偉 行方不明報道→退団の真相「巨人内に応援する人間はいない」の辛辣

  2. 2

    矢沢永吉&松任谷由実に桑田佳祐との"共演"再現論…NHK紅白歌合戦「視聴率30%台死守」で浮上

  3. 3

    ヤクルト青木宣親GMは大先輩にも遠慮なし “メジャー流”で池山新監督の組閣要望を突っぱねた

  4. 4

    神田沙也加さん「自裁」の動機と遺書…恋人との確執、愛犬の死、母との断絶

  5. 5

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  1. 6

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 7

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  3. 8

    阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 その独善的な振舞いは筒抜けだった

  4. 9

    大谷翔平、笑顔の裏に別の顔 日刊ゲンダイは花巻東時代からどう報じてきたか、紙面とともに振り返る

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情