セは歯が立たず? ソフトB強すぎて「日本シリーズ」魅力半減

公開日: 更新日:

 テレビ業界における「巨人神話」はとっくに崩れており、昨年の阪神とのCSファイナルステージ第2戦は地上波で中継するテレビ局が最後まで現れなかった。

 巨人主催ゲームのCSが地上波で放送されなかったのは初の事件。球団は衝撃を受けたものである。

「今年8月25日にフジテレビが地上波で中継したヤクルト―巨人の視聴率はなんと3.7%。いくら多チャンネル時代でテレビの視聴形態が変わってきているとはいえ、衝撃的な数字です。関係者はみな絶句していた。その後のバラエティー、ドラマも3%台に沈み、局内では『負のトリプルスリー』なんて自虐的な声も出たそうですが、それが現実です」(マスコミ関係者)

 前出のコジロー氏は、「ソフトバンクは漫画のネタになりにくい。強過ぎてイジりようがないから、笑いにしにくい。相撲で言えば一頃の白鵬、昔の北の湖のような感じですかね、憎たらしいほど強いというね」と苦笑いを浮かべる通り、今年の最強チームは戦わずとももう決まっている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態