M点灯寸前のソフトバンク 工藤監督の“無色采配”に評価の声

公開日: 更新日:

 混セを尻目にパ・リーグは勝負ありだ。

 首位を独走するソフトバンクは4日の日本ハム戦で先発中田が二回に先制を許すも、強力打線が援護。リーグ2冠(防御率、勝利数)の大谷を五回につかまえ、今宮の適時三塁打と鶴岡の犠飛であっさり逆転すると、同点にされた直後の七回には、無死満塁の好機にまたも今宮が2点適時打で勝ち越し。明石、高田、柳田の3連打でさらに加点し、大谷をKO。この回5点を奪って試合を決めた。ちなみに大谷はプロワーストの9安打7失点で、6月6日の阪神戦以来となる2敗目を喫した。

 これでソフトバンクは2位日ハムとは9.5ゲーム差。5日勝てば、早くも優勝マジック38(引き分けなら39)が点灯する。仮に連勝しなくても、マジック点灯は時間の問題。現在のペースならシーズン90勝超えも濃厚だ。

 試合後の工藤監督は先発中田の投球に関し「七回に本塁打を打たれない配球をしてほしかった」と語ったが、それにしてもこれほど強いチームで采配を振る指揮官の手腕を評価する声はほとんど聞こえてこない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  4. 4

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  5. 5

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界

  1. 6

    世良公則、ラサール石井…知名度だけでは難しいタレント候補の現実

  2. 7

    狩野舞子は“ジャニーズのガーシー”か? WEST.中間淳太の熱愛発覚で露呈したすさまじい嫌われぶり

  3. 8

    WEST.中間淳太がジャンボリお姉さんとの熱愛謝罪で火に油…ディズニー関連の仕事全滅の恐れも

  4. 9

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  5. 10

    元大関・栃ノ心が故国ジョージアの妻と離婚し日本人と再婚! 1男誕生も明かす