賭博関与はすべて投手…巨人は「貧打解消ドラフト」が台無し

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 新たに2選手の関与が明らかになった巨人野球賭博問題。22日のドラフト会議への影響は必至である。

 前日、高橋由に次期監督を要請した久保球団社長は「打ち勝つチームをつくる」と語っていた。最大のテーマは打率がリーグ最下位の貧打解消なのは明らか。が、賭博に手を染めた3人はいずれも投手ということになると、それも吹っ飛ぶ。

「24歳の笠原は191センチの大型右腕で昨季は26試合に登板し2勝1S、今季も20試合に登板。先発も中継ぎもできる貴重な戦力だった。22歳の松本竜は11年ドラフト1位で入団した193センチとこちらも長身左腕。今季は左の内海と杉内が機能せず、来季以降の先発ローテ入りが期待される有望株だった。来季は福田を含めたこの3投手が厳しい処分でいなくなることが予想され、今回のドラフトは急きょ即戦力投手をかき集めなければならなくなった。貧打解消は後回し。打者は外国人やFAなどの補強でやり繰りするしかない」(球団関係者)

 次期監督の要請を受けている高橋由は、ただでさえ指導経験がほとんどない。辞任した原監督がよく「野球は投手」と言っていたように、投手を整備しないことには、新監督就任1年目にBクラス転落なんて事態も十分あり得る。

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