両親は野球の“ド素人” 竜ドラ3木下のプロ入りも「不思議」と

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 和也さんと洋子さんは、国立高知大時代の同級生。和也さんは卒業後、母校の事務職員になり、現在は医学部に在籍して医療機器の調達などを担当する。もっぱら財務、会計畑を歩んできたというだけに、シビアで堅実な一面もある。

「トヨタさんなら、一生安泰ではないですけど、そこから一年一年が勝負のプロにいくわけですから、不安がないと言えば嘘になります。ただ、野球も頑張れば現役を終えた後も指導者として長く野球界で生きていくことができる。そういう道もあるんだと、今は自分に言い聞かせています。契約金についても、いつまでプロでやっていけるかは未知数ですから、サラリーマンで言うところの退職金を前払いで頂いたということでしょう。ですから、拓哉にはいざという時のために、きちんと貯めておけ、と伝えようと思っています」

▽きのした・たくや 91年12月18日、高知県高知市生まれ。小学2年から「旭東スポーツ少年団」で投手として野球を始める。高知高では2年春から正捕手。08、09年夏の甲子園出場。法大3年秋に六大学ベストナイン。トヨタ自動車では昨年、社会人日本選手権優勝。遠投120メートル。183センチ、92キロ。右投げ右打ち。

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