GPファイナル最下位で涙…浅田真央に「引退危機」再び

公開日: 更新日:

 いよいよ「引退」の二文字がよぎってきた。

 スペインのバルセロナで行われたフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル。12日(日本時間13日未明)の女子フリーは、SP3位の浅田真央(25)が最下位に転落する波乱となった。

 前日のSPでは成功させたトリプルアクセルが、この日は回転不足の上、着氷も乱れた。その後も3回転、3回転が2回転の単発になり、課題のルッツもどこかぎこちない。出場6選手中最下位のフリー125.19点が足を引っ張り、総合順位でも自身初のGPファイナル最下位となった。

「目指している演技には程遠い。心と体と技術、全てが足りない。失敗したくない、やらなきゃという気持ちが強過ぎて空回りしている」

 と、涙を浮かべた浅田。1年間の休養を経て臨んだ5月の復帰会見では「優勝した昨年の世界選手権のレベルまでもっていかなければ、試合には復帰できない」と話していただけに、ショックは大きいだろう。

 ある連盟関係者は「それでも浅田が国内の第一人者であることは変わらないが……」と、こう話す。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは