最高難易度でSP挑む浅田真央 求められるは「25歳の表現力」

公開日: 更新日:

 6日に開幕するフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ中国杯(北京)に出場する浅田真央(25)は、前日の公式練習で最終調整を行った。浅田にとってGPは2シーズンぶりとなるが、ショートプログラム(SP)で自己最高難度の構成で臨む。

 それが、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)とフリップ-ループの連続3回転、3回転ルッツだ。

「今まで一から積み重ねてきた集大成がこのSPの構成。ようやく目指したレベルまできた」と語った。

 確かにトリプルアクセルは真央の代名詞であり、ジャンプは見せ場のひとつに違いないが、1年間の休養を経て競技の世界に戻ってきた25歳の女性には、それ相当の表現力が求められる。

 今大会のライバルは、今年のロシア選手権優勝、世界選手権3位のエレーナ・ラジオノワだ。真央に憧れる16歳の“子供”に「さすが」と言わせるには、得意のジャンプより、指先や表情で魅せる大人の演技だろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン