まるで後見人気取り G由伸監督を原氏“奔放発言”が悩ます

公開日: 更新日:

 10月19日に監督退任会見を行ってから、公の場に姿を現していなかった原前監督は、最近になって露出を解禁。すると、さっそく先月末に系列スポーツ紙とテレビ局の高橋監督との対談で「仮に(自分が来季も)監督をやっていたら、慎之助には『来年はキャッチャーだ。ファーストは難しい。キャッチャー一本で勝負してくれ。ファーストは3割30本くらい打てる人を連れてくるから』というふうに言っているね」とブチ上げて後継者を困惑させると、「そのくらい何か大きな決断の中で、思い切ってできる年。最初からドカンとね、『オイオイ』というところからスタートすると、いろんなことが起きても周りは動揺しない」とアドバイス。今月5日に行った野球教室でも「悩んだらいつでも連絡してもらいたい。24時間OK」と話したことがスポーツ紙に掲載された。まるで高橋監督の後見人かのような発言が、大きく取り上げられているのである。

■落合・谷繁体制のケースも…

 ただでさえ、村田ヘッドコーチと斎藤二軍監督という「原派」の右腕と左腕が残留したことで原前監督の影響力はなくならないと感じている選手は多い。これでは、いやでもナインは高橋監督の背後に前監督の存在を意識せざるを得ない。巨人ファンのコジロー氏(漫画家)がこう言った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性