• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

沢村の二の舞も…巨人菅野に憑りつく「球速」という魔物

 どこかで聞いたセリフである。

「相手を圧倒するピッチングをしたい」

 そう言って、自主トレ先のハワイへ旅立った巨人の菅野智之(26)。現地では、走り込みやウエートトレーニングなどを中心に来季へ向けた下地をつくるそうで、「基礎体力をつけて、ストレートに対する意識を高めたい」と語っていた。

 思い出すのが、同僚の沢村拓一(27)だ。入団3年目の13年に「打者を制圧する」と公言し、オフから肉体改造に着手。自身に1日6食のノルマを課し、吐きながらバーベルを持ち上げて、ストレートの球速アップを目指した。しかし、その結果は散々。13年は5勝10敗、防御率3.13に終わり、翌14年は春のキャンプから右肩を痛めて復帰が7月までずれ込んだ。

「菅野は沢村ほど極端ではないにしても、原前監督には口を酸っぱくして『ストレートを磨け』『テクニック、小技に頼るな』『力投派、速球派を目指せ』と言われ続けてきましたからね。ともすれば、長所でもある器用さが先に立ち、かわす投球をしがちだったのは確か。スライダー、カーブ、フォークにカットボール、ワンシームと多彩な変化球があるだけに余計に年寄りくさい投球に映ったのでしょう。真っすぐを磨くのはもちろん必要なことですが、『制圧』『圧倒』と言われるとチーム内には沢村のトラウマがあるだけに、菅野は大丈夫だろうな? と心配してしまうところはありますよね」と、チーム関係者は苦笑いする。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のスポーツ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    虎最下位で金本続投白紙…後任に掛布・岡田という“断末魔”

  2. 2

    「言論の自由がない」D.スペクターさん東京五輪狂騒に苦言

  3. 3

    ラミ監督は窮地…DeNA“横浜回帰”で浮上する次期監督の名前

  4. 4

    投票の“証拠写メ”強制…沖縄知事選で自公が異常な締めつけ

  5. 5

    浮沈はサーシャに…大坂なおみ“女王君臨”への落とし穴

  6. 6

    巨人が4年連続V逸…広島をマネしたくてもできない断末魔

  7. 7

    杉田水脈議員“擁護論”の怪 「論として成立」していない

  8. 8

    貿易戦争 中国の切り札「米国債売却」で日本にシワ寄せ

  9. 9

    テニス協会が大坂なおみへ 全米V報奨金800万円は妥当か

  10. 10

    大坂なおみに完敗 女王セリーナが全米決勝で逆上した真相

もっと見る