「利用税」廃止見送りで分かった ゴルフ議連は口先ばかり

公開日: 更新日:

 やっぱり何の役にも立たなかった。超党派ゴルフ議員連盟の連中のことだ。

 政府・与党は先月29日、来年度の税制改正で「ゴルフ場利用税」の廃止を見送る方針を固めた。ゴルフ場が立地する自治体向けに代替財源を確保するのが難しいと判断したからだ。

 要するに、ゴルファーの負担は消費税アップで大きくなる。これではゴルフ人口減に歯止めがかからないと頭を抱えている業界関係者は多い。

 そもそも「ゴルフ場利用税」は麻雀荘などと同様、娯楽施設利用税として課税されていたものが見直され、平成元年の消費税導入でゴルフだけ「ゴルフ場利用税」として残った。これまでも消費税との二重課税、不公平税との批判から、見直しを求める声が上がっていたが、今回も実現することはなかった。

 ゴルフジャーナリストの河北俊正氏がこう言う。

「これまでもゴルフ関連17団体がずっと廃止を訴え続け、ロビー活動を行い、政治家に陳情してきましたが、何も変わらなかった。年間約500億円の税収のうち、7割がゴルフ場のある市町村に交付されます。財政が悪化している地方自治体にとっては貴重な財源です。それなのに代替案もなく、中央で決められるわけがない。それでも毎年同じような運動を繰り返してきた。時間と労力の無駄でした」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に