また老舗が営業終了 ゴルファーは愛着コース奪われる時代へ

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 カナリヤガーデンCC(千葉)が今年末で営業を終了することになった。平成4年に北沢バルブ(すでに倒産)が経営母体となり、キッツGC君津コースとして開場。平成10年にアクアヒルズGCとコース名がよく変わったことでも知られる。

 経営会社が全株式を外資系企業に譲渡し、今後は保養施設として利用されることになった。メンバーに対しては正会員180万円、平日会員50万円で買い取る。また、平成24(2012)年9月以降に買い取り価格を上回る金額(名義書き換え手数料・仲介手数料を除く)で購入した会員には、取得金額で買い取る。

 ある会員権業者がこう言う。

「カナリヤガーデンCCは、今年6月の相場は20万円、名義変更料は45万円ですから、会員権を手に入れるとしたら手数料や年会費、消費税を含めると約80万円です。180万円返ってくれば100万円も得する計算になります。ただし、こんなケースは本当にまれです」

 とはいえ、愛着のあるホームコースがなくなるのは間違いない。

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