また老舗が営業終了 ゴルファーは愛着コース奪われる時代へ

公開日: 更新日:

 カナリヤガーデンCC(千葉)が今年末で営業を終了することになった。平成4年に北沢バルブ(すでに倒産)が経営母体となり、キッツGC君津コースとして開場。平成10年にアクアヒルズGCとコース名がよく変わったことでも知られる。

 経営会社が全株式を外資系企業に譲渡し、今後は保養施設として利用されることになった。メンバーに対しては正会員180万円、平日会員50万円で買い取る。また、平成24(2012)年9月以降に買い取り価格を上回る金額(名義書き換え手数料・仲介手数料を除く)で購入した会員には、取得金額で買い取る。

 ある会員権業者がこう言う。

「カナリヤガーデンCCは、今年6月の相場は20万円、名義変更料は45万円ですから、会員権を手に入れるとしたら手数料や年会費、消費税を含めると約80万円です。180万円返ってくれば100万円も得する計算になります。ただし、こんなケースは本当にまれです」

 とはいえ、愛着のあるホームコースがなくなるのは間違いない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ