イチロー3000安打に暗雲 同僚好調で“第5の外野手”降格も

公開日: 更新日:

 ベテラン外野手はますますベンチで肩身の狭い思いをするかもしれない。メジャー16年目の今季、通算3000安打を目指すマーリンズ・イチロー(42)のことだ。

 オープン戦ではベテラン特権で敵地への遠征は免除され、1勤1休のペースでホームの試合のみ出場。27日現在、14試合で34打数7安打の打率2割6厘、1打点。そこそこ出場機会を与えられながら、結果は残せていない。

 調子が上向く気配すらないイチローとは対照的に、同じ控え外野手が好調だ。昨季途中にメジャー昇格したコール・ギレスピー(31)は外野の3ポジションをこなしながらここまで16試合に出場して、31打数12安打の打率3割8分7厘、2打点。打率はチームトップで、盗塁(1)もマークするなど、メジャー生き残りをかけて走攻守すべてでアピールしている。

 昨季は67試合で打率2割9分、2本塁打とまずまずの結果を残しただけに、マーリンズの首脳陣はギレスピーの打撃を高く評価。外野は左翼イエリッチ、中堅オズナ、右翼スタントンの3人で決まっているだけに、打撃を生かすために一塁へのコンバートも検討しているという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは