高松商センバツ準Vに四国の私学“請負監督”真っ青な理由

公開日: 更新日:

 春夏合わせて4回全国制覇の伝統校ではある。

 しかし、公立校の決勝進出は09年春の清峰(長崎)以来6年ぶり。県立校ながら昨秋の明治神宮大会を制覇、今センバツも決勝に駒を進めたのが高松商(香川)だ。

 ベンチ入り18人はすべて香川県内の生徒。中学時代に硬球を握っていた部員はたったの4人しかいない。監督は中学の軟式野球部を2度全国大会に導いた実績があるとはいえ、元中学校の体育科教諭だ。それでもやりようによっては全国レベルの大会で立て続けに結果を残せることを証明した。

 この現実に私学の請負監督たちは戦々恐々だという。

「特に四国の私学の監督は真っ青ですよ。中でも香川の英明、寒川、尽誠学園、香川西あたりは、それなりのカネも時間も労力も野球につぎ込んでいますからね。バッサリとやられる監督も出てくるでしょう」とはさるスカウトだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち