Vの李知姫も罰則? ローカルルール改善しないLPGAの怠慢

公開日: 更新日:

【ヤマハレディース】

 首位と2打差2位発進の李知姫(37)が通算9アンダーまでスコアを伸ばし、逆転でツアー20勝目を飾った。開幕から5試合で外国人プロ4勝目となった。

 最終日、日本女子ツアーのデタラメぶりを象徴する“事件”があった。問題のシーンは15番パー5で起きた。李の第2打はサブグリーンに乗った。

「LPGA(日本女子プロゴルフ協会)はそのまま打ちます」

 テレビ中継を解説した戸張捷氏の言葉通り、李はグリーン上のボールをそのままウエッジで打ったのだ。

 規則25-3bには「Wrong Putting Green」とあり、「プレーヤーの球が間違ったパッティンググリーンの上にある場合、プレーヤーはその球をあるがままの状態でプレーしてはならない。プレーヤーは罰なしに、救済を受けなければならない」とゼネラルルールにある。

 間違ったパッティンググリーンの上にある球は罰なしに拾い上げ、救済のニアレストポイントから1クラブレングス以内で、そのグリーンの外側にドロップしなければならないのに、そのまま打った李は本来なら誤所からのプレーとなる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」