初黒星ヤンキース田中 球宴選出へ6月のマウンドが正念場

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 ヤンキース田中将大(27)が1日(日本時間2日)、ブルージェイズ戦に登板。6回を7安打2失点(自責1)で今季初黒星(3勝)を喫した。

 その田中がメジャー2度目の球宴選出の栄誉を手にするには、6月のマウンドが重要になる。今季のヤンキースは開幕から故障者が続出したこともあり、レイズと地区最下位を争っている。

 チームの低迷が響き、31日に発表されたオールスター(7月12日、サンディエゴ)の第1回中間発表ではマッキャン(打率2割2分9厘、7本塁打、21打点)が捕手部門で2位につけたのが最高。他のポジションでは、ベルトラン外野手が11位に入っただけだ。マッキャンにしても1位の全体トップの109万4942票を集めたロイヤルズ・ペレスとは8万票近く差をつけられ、3位のオリオールズ・ウィッターズ(同2割8分、4本塁打、17打点)とはわずか1万6000票差(記録は31日終了時)。2人の成績は拮抗しており、ファンの支持が逆転しても不思議ではない。全米屈指の人気球団であるヤンキースからはファン投票で1人も選出されない可能性もある。

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