初黒星ヤンキース田中 球宴選出へ6月のマウンドが正念場

公開日: 更新日:

 ヤンキース田中将大(27)が1日(日本時間2日)、ブルージェイズ戦に登板。6回を7安打2失点(自責1)で今季初黒星(3勝)を喫した。

 その田中がメジャー2度目の球宴選出の栄誉を手にするには、6月のマウンドが重要になる。今季のヤンキースは開幕から故障者が続出したこともあり、レイズと地区最下位を争っている。

 チームの低迷が響き、31日に発表されたオールスター(7月12日、サンディエゴ)の第1回中間発表ではマッキャン(打率2割2分9厘、7本塁打、21打点)が捕手部門で2位につけたのが最高。他のポジションでは、ベルトラン外野手が11位に入っただけだ。マッキャンにしても1位の全体トップの109万4942票を集めたロイヤルズ・ペレスとは8万票近く差をつけられ、3位のオリオールズ・ウィッターズ(同2割8分、4本塁打、17打点)とはわずか1万6000票差(記録は31日終了時)。2人の成績は拮抗しており、ファンの支持が逆転しても不思議ではない。全米屈指の人気球団であるヤンキースからはファン投票で1人も選出されない可能性もある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    「SIAM SHADE」DAITAがメンバー4人を提訴報道…人気バンドを巡る金銭問題と、「GLAY」は別格のワケ

  2. 7

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 10

    《あの方のこと?》ラルクhydeの「太っていくロックアーティストになりたくない」発言が物議