サントリーLは姜秀衍V…“4日間大会”で日本人10連敗の謎

公開日: 更新日:

【サントリーレディス】

 単独首位発進の姜秀衍(40)が1打リードして迎えた最終18番。外せば4人によるプレーオフという場面で、2メートル弱のパーパットを落ち着いて決め、3年ぶりのツアー2勝目、日米韓通算14勝目を挙げた。

 これで今季14試合中外国人プロが8勝目となったが、今大会を含む4日間大会に関しては開幕戦のテレサ・ルー(28)からはじまり、李知姫(37)、L・トンプソン(21)とすべて外国人が勝利。日本人は昨年の今大会で成田美寿々(23)が勝って以来、10連敗である。

 4日間大会は真の実力が試される。米女子ツアーは、35試合中そのほとんどの32試合が4日間大会だ。

 そこで国内ツアーも小林浩美LPGA会長の「世界基準で戦える力をつけるための環境を整える」という“号令”のもと、今季は2試合増やして38試合中11試合、2020年までに半分の試合を4日間大会にする方針を打ち出している。ところが肝心の日本人が歯が立たないのだから、どうしようもない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    俺と巨人ガルベスの大乱闘の一部始終…落合博満さんのヘッドロックには気を失いかけた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」

  5. 5

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  1. 6

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか

  2. 7

    メジャー今オフにも「二刀流ルール」撤廃の可能性…ドジャース&大谷翔平に他球団のやっかみ集中

  3. 8

    “児童ポルノ”で衝撃逮捕!日本サッカー協会・影山技術委員長の素性…「精神的な負担を抱えていた」の声も

  4. 9

    奈良の鹿愛護会が語った現場のリアル…「シカさんをいじめるな!」の裏に横たわっている大問題

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発