前人未到6冠へ 父親が明かすヤクルト山田の“素顔と本音”

公開日: 更新日:

「素直な気持ちやと思います。そりゃ、内には負けん気というか、強い気持ちは持っていると思いますけど、小さいころから、野球に関してテングになることはなかった。それがそのまま続いているような感じでしょうね。昨年、トリプルスリーを達成した時は『決めたな。ええ息子を持った』とメッセージを送ると、『まだまだこれからやからな』と返事が来ました」

■メジャーは「本人に任せる」

 知規さんは野球経験はないが、報徳学園高時代に少林寺拳法で全国制覇を果たしている。小学2年から始めた野球の練習に付き合うことはあっても、厳しく締め付けるようなことはしなかった。

「『お父さんは警察官だから厳しく教育されたんでしょう?』と聞かれますけど、『悪いことはするな、人に迷惑はかけるな』と言ったくらい。打撃練習では継続性が大事だと考えていました。たとえば体調が悪くても、『1日10スイングでもええから、集中して思い切りやれ』と。偉そうに怒ったこともないですね。私自身、上からモノを言われるのが嫌でしたから。あとは活躍したら思いっきり褒めるくらいです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動