トリプルスリーのヤクルト山田 視力0.4で本塁打量産の秘密

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 ヤクルト山田哲人(23)は180センチ、76キロと細身な体でリーグトップのアーチを量産。打率.329、36本塁打、33盗塁とトリプルスリーは確実で、打点も93、出塁率はリーグトップの.417、リーグ3位の77四球を選んでいる。

 だが、意外にも視力は高くない。昨年のスポーツ紙の記事によると、左が「0.4」、右が「0.7」。しかも、コンタクトは使用していないという。

 視力が低いといえばイチロー(マーリンズ)も、一説では両目が0.4前後といわれており、こちらもコンタクトをつけずに日米通算4000本以上の安打を放っている。よくそれで、プロの投手が投げる150キロ前後の直球やキレのある変化球を正確にとらえられるものだ。視力の良し悪しは打撃に影響しないのか。

「優れた眼というのは、一般的な視力や動体視力の数値の高さとイコールではありません」

 と話すのは、多くのスポーツビジョン指導に関わり、メディアにも多数出演している視覚情報センターの田村知則氏。

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