前人未到6冠へ 父親が明かすヤクルト山田の“素顔と本音”

公開日: 更新日:

「今年は、『シーズン50本ペース』とか、『6冠王』と話題になってますけど、チームが勝つことが一番と考えているのは間違いないと思ってます。テレビ中継を見ていても、本塁打を打った時の表情よりも、安打なしでもチームが勝ったときの方が本当にうれしそうな顔をしてますもんね」

■トリプルスリー達成も「まだまだこれからや」

 7日のDeNA戦は、先制打を含む2安打を放ち、3試合ぶりに打点を挙げたが、チームは2夜連続の逆転負けで3連敗。山田は厳しい表情を見せた。去る3日の巨人戦では、50本塁打ペースに乗る28号アーチを放ちながら、「チームが勝つことしか考えてない」と笑顔はなかった。

 自身の打棒とは対照的にチームは下位に低迷。重苦しいムードがチームを覆う中、自分の成績だけに注目が集まる。あおられる記録の重圧、自身の成績がチームに直結しない苦悩。そんな状況に本人はさいなまれているようなのだ。

 6月は打率.346、10本塁打、28打点の成績で月間MVPを受賞したが、会見では、「自分でも本塁打はよく打っているなとは思うが、何で打てているのかわからない。本塁打にこだわりはないし、欲を出さないことがいい結果につながっているのかなと思う」と、控えめだった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    海星・陣内優翔は長崎県初の“完全男”だが…スカウトが「上位獲得」を渋るワケ

  3. 3

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  4. 4

    二階堂ふみ&カズレーザー電撃婚で浮上したナゾ…「翔んで埼玉」と屈指の進学校・熊谷高校の関係は?

  5. 5

    自死した元兵庫県議の妻がN党・立花孝志党首を「名誉毀損」の疑いで刑事告訴…今後予想される厳しい捜査の行方

  1. 6

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  2. 7

    突然のがん宣告にも動揺なし「で、ステージはナンボでしょうか?」

  3. 8

    長崎を熱狂させた海星・酒井圭一さんが当時を語る…プロ引退後はスカウトとして大谷翔平を担当

  4. 9

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩

  5. 10

    平和記念式典での石破首相スピーチの評判がすこぶるいいが…原稿を下書きしたのはAIだった?