著者のコラム一覧
ケニヤッタ小林

ケニヤッタ小林(小林俊一) 1942年、神奈川県生まれ。横須賀高校時代は陸上選手だったが、本人によれば「超二流選手」。早大卒業後にサントリー入社。営業マンとして勤務した後、34歳で退社しケニアに行く。スワヒリ語を学び、ケニア陸連、ケニア五輪委員会に顔を売り、スポーツライター兼スタッフとしてケニア・ナショナルチームに同行。五輪や世界陸上を取材。同時にケニア人ランナーを日本の高校、大学、実業団チームに斡旋。ケニア在住39年。

<第10回>ケニアのドーピング違反ほとんどがカレンジン族

公開日: 更新日:

 リオ五輪開幕を前に、ロシアはドーピング問題で大揺れだが、同様にケニア陸連も疑惑が報じられた。小林俊一氏は語る。

「ケニアの長距離界はキクユ族とカレンジン族の2大勢力が君臨していてね。キクユ族は私が“心の聖地”と呼ぶニャフルルの部族で農耕民族。対してカレンジン族は、エルドレ… 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り945文字/全文1,086文字)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  4. 4

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  5. 5

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  1. 6

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明

  2. 7

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  3. 8

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  4. 9

    元TOKIO国分太一の「人権救済申し入れ」に見る日本テレビの“身勝手対応”

  5. 10

    “気分屋”渋野日向子の本音は「日本でプレーしたい」か…ギャラリーの温かさは日米で雲泥の差