亡命目的で来日か “失踪”ガルシアに利用された巨人の痛恨

公開日: 更新日:

 日本に適応できなかった。いや、適応する気なんて、これっぽっちもなかったかもしれない。

「最初から亡命するつもりだったのではないか」と別の二軍関係者がこう続ける。

「練習はいつもチンタラ。たまに無気力プレーがあるのも気になっていた。かつてキューバから亡命したアンダーソンや同じキューバ人のメンドーサらと話はしていたけど、周囲に全く馴染もうとせず、そういうつもりもないような態度。キューバ所属で帰る場所がある助っ人だから、仕方ないのかなと思っていたけど、今思えば、あえて実力を発揮せず、問題児を演じていた可能性がありますよね。球団に解雇させておいて日本経由で亡命する。最初から計算ずくだったんじゃないかと。ホントいい迷惑ですよ」

■8歳年上の兄も亡命しメジャーへ

 亡命するとなれば、当然、手引きをする人間が必要だ。日本からの帰国途中、急に思い立ってできることではない。あらかじめ準備をしていたと考えるのが普通で、実際、米メディアは「フリーエージェントになるためのサポートをしてくれるエージェントと契約することであろう」と報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?