ダルも要注意…遺恨渦巻く地区S両軍に早くも不穏な空気

公開日: 更新日:

 ア・リーグの地区シリーズは血で血を洗う展開になるかもしれない。

 4日(日本時間5日)のワイルドカードゲームはブルージェイズが延長十一回、オリオールズにサヨナラ勝ち。6日(同7日)からの地区シリーズではダルビッシュ(30)のレンジャーズと対戦する。

 レンジャーズとブルージェイズの間には遺恨が渦巻いている。昨年の地区シリーズ、ブルージェイズがリーグ優勝決定戦進出を決めた第5戦のことだ。主砲・バティスタが試合を決める一発を放った際、バットを放り投げたことにレンジャーズナインが「挑発だ!」と激高。これが伏線となり、今年5月の直接対決ではバティスタへの死球がきっかけとなって大乱闘に発展している。死球で出塁したバティスタが、併殺阻止を狙って二塁ベース上のオドア目掛けて危険なスライディングを試み、両軍選手の殴り合いに発展。暴言を吐いたブルージェイズ・ギボンズ監督も含め両軍合わせて8人が退場処分を食らった。

 今回の地区シリーズも開幕前から不穏な空気が漂っている。両軍の地元放送局がバティスタのバット放り投げや乱闘シーンを繰り返し流すなど、遺恨ムードをあおっているのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態