ハムも人間性を評価 勝ち越しHRレアードは“超マジメ男”

公開日: 更新日:

 日本シリーズ第4戦で同点の八回、勝ち越し2ランを打った後、すしを握り、焼き鳥を焼くパフォーマンスをした日本ハムのレアード(29)。

「今の気分? ソウデスネ。最高です。こんなにみんなが盛り上がってくれて幸せ。ファイターズ、ダイ“スシ”(好き)!」

 来日2年目の今季、39本塁打を放って本塁打王のタイトルを獲得。年俸は1億円だった。契約にシビアな日本ハムが先日、2年6億円で契約を延長したのは、成績もさることながら、彼の人間性を評価したという。投手の配球を頭に叩き込んで打席に向かうのが常。来日当初から、スコアラーを訪ねてビデオで打撃フォームをチェックし、調子が落ちてくるとどこが悪いのか尋ねた。疑問が解決するまで、ヒザを突き合わせた。日本シリーズでも、その姿勢は変わらない。この日の本塁打はスライダーを狙い打ってのものだった。

 今季、三塁守備では13失策だったが、チーム関係者は「もともとグラブさばきはうまかったが、昨季よりも安定感が増した。ポジショニングなどコーチからさまざまなことを吸収し続けてきたことが実った」と言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が楽天・辰己涼介の国内FA争奪戦に参戦へ…年齢、実績的にもお買い得

  2. 2

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  3. 3

    囁かれていた「Aぇ!group」は「ヤベぇ!group」の悪評判…草間リチャード敬太が公然わいせつ容疑で逮捕の衝撃

  4. 4

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  5. 5

    ソフトB風間球打にはイップス疑惑…昨季のプロ野球“女性スキャンダル三羽ガラス”の現在地

  1. 6

    高市総裁は就任早々から人事で大混乱…女性応援団たちに“麻市内閣”ポストの目はあるのか?

  2. 7

    一発退場のAぇ!group福本大晴コンプラ違反に「複数人関与」疑惑報道…旧ジャニ“インテリ”枠に敬遠の風向き

  3. 8

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  4. 9

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  5. 10

    くも膜下出血で早逝「ブラックモンブラン」41歳副社長の夫が遺してくれたもの…妻で竹下製菓社長が告白