ハムも人間性を評価 勝ち越しHRレアードは“超マジメ男”

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 日本シリーズ第4戦で同点の八回、勝ち越し2ランを打った後、すしを握り、焼き鳥を焼くパフォーマンスをした日本ハムのレアード(29)。

「今の気分? ソウデスネ。最高です。こんなにみんなが盛り上がってくれて幸せ。ファイターズ、ダイ“スシ”(好き)!」

 来日2年目の今季、39本塁打を放って本塁打王のタイトルを獲得。年俸は1億円だった。契約にシビアな日本ハムが先日、2年6億円で契約を延長したのは、成績もさることながら、彼の人間性を評価したという。投手の配球を頭に叩き込んで打席に向かうのが常。来日当初から、スコアラーを訪ねてビデオで打撃フォームをチェックし、調子が落ちてくるとどこが悪いのか尋ねた。疑問が解決するまで、ヒザを突き合わせた。日本シリーズでも、その姿勢は変わらない。この日の本塁打はスライダーを狙い打ってのものだった。

 今季、三塁守備では13失策だったが、チーム関係者は「もともとグラブさばきはうまかったが、昨季よりも安定感が増した。ポジショニングなどコーチからさまざまなことを吸収し続けてきたことが実った」と言う。

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