錦織が復帰戦8強 ベテラン相手に粘りのストレート勝ち

公開日: 更新日:

 男子テニスのスイス室内(バーゼル)は26日(日本時間27日未明)、男子シングルス2回戦を行い、世界ランキング5位で第3シードの錦織圭(26)が同38位のパオロ・ロレンツィ(34=イタリア)を7-6、6-2で下して準々決勝進出を決めた。

 故障(臀部痛)明けの錦織は34歳のベテランらしからぬ豊富な運動量に苦戦。第1セットは3度のブレークポイントを逃すなど、自身のミスから試合の主導権を握れない。タイブレークの末、第1セットを辛うじてものにした。

 第2セットになって、ようやくペースを掴む。第3ゲームで30-40のブレークポイントを得ると、あっさりと決めて、この試合で初めてブレークに成功。第7ゲームでは、観衆を魅了する股抜きを決めると、ネットプレーでポイントを奪うなど、相手を揺さぶりブレーク。第8ゲームではサービスエースを決めるなど、相手を寄せ付けずにキープし、8強入りを決めた。

 準々決勝ではダビド・ゴフィン(ベルギー)、フアンマルテン・デルポトロ(アルゼンチン)の勝者と対戦する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態