メジャーWSは最終戦へ インディアンvsカブスなぜ高視聴率

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 長らく世界一の座から遠ざかっているチーム同士のワールドシリーズが、米国中のファンの目をクギ付けにしている。シカゴ・カブスとクリーブランド・インディアンスで争われているメジャーリーグのワールドシリーズは、第7戦で勝負がつくことになった。

 複数の米メディアによれば、カブスが3対2でインディアンスを下した第5戦のテレビ視聴率は15.3%。同時間帯のNFL「サンデーナイト・フットボール」(イーグルス対カウボーイズ)の11.6%を上回ったという。ワールドシリーズの視聴率が「サンデーナイト・フットボール」を上回るのは13年のカージナルス対レッドソックスの第4戦以来。ワールドシリーズの15.3%は、03年のマーリンズ対ヤンキース戦の15.4%以来のよい数字というから人気ぶりがうかがえる。

 インディアンスが勝てば68年ぶり、カブスなら108年ぶりの世界一になる。中でもカブスがヤギを連れたファンの入場を拒んだために世界一の座から遠ざかったといわれる「ヤギの呪い」は解けるかと注目されているが、「今回のシリーズが人気の理由はそれだけではないでしょう」とアメリカ野球愛好会副代表の鈴村裕輔氏がこう言った。

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