メジャーWSは最終戦へ インディアンvsカブスなぜ高視聴率

公開日: 更新日:

 長らく世界一の座から遠ざかっているチーム同士のワールドシリーズが、米国中のファンの目をクギ付けにしている。シカゴ・カブスとクリーブランド・インディアンスで争われているメジャーリーグのワールドシリーズは、第7戦で勝負がつくことになった。

 複数の米メディアによれば、カブスが3対2でインディアンスを下した第5戦のテレビ視聴率は15.3%。同時間帯のNFL「サンデーナイト・フットボール」(イーグルス対カウボーイズ)の11.6%を上回ったという。ワールドシリーズの視聴率が「サンデーナイト・フットボール」を上回るのは13年のカージナルス対レッドソックスの第4戦以来。ワールドシリーズの15.3%は、03年のマーリンズ対ヤンキース戦の15.4%以来のよい数字というから人気ぶりがうかがえる。

 インディアンスが勝てば68年ぶり、カブスなら108年ぶりの世界一になる。中でもカブスがヤギを連れたファンの入場を拒んだために世界一の座から遠ざかったといわれる「ヤギの呪い」は解けるかと注目されているが、「今回のシリーズが人気の理由はそれだけではないでしょう」とアメリカ野球愛好会副代表の鈴村裕輔氏がこう言った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは