W杯初日は10位発進…日本代表は良くも悪くも石川遼次第

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 評論家の児島宏氏が「まあまあの順位ではないか」とこう言う。

「石川がバーディーパットの全てを決めたというのが面白い。石川は決してパット下手ではない。ノンプレッシャーの時にはわりと強気のパットが打てる。ただ、松山が試合前からパットの調子が良くないと言っているのが気がかり。石川はここ一番決めなければいけないという状況になった時にパッティングが硬くなる傾向がみられる。この試合は石川の調子次第で、松山も気分的に楽になり、調子を上げてくることができる。2日目はいい成績が採用されるフォアボール。守らずに攻めてバーディーを量産しなくてはいけない。とはいえ2日目に松山のスコアが良くて、石川が悪ければしょげてしまう。そうなるとまた3日目のフォアサムでの戦い方が難しくなりそうです」

 世界ランク6位の松山と同100位の石川では実力差が歴然としている。石川をパートナーに指名した松山は「ミスをカバーするのは自分の責任」と考えている節がある。

 石川が足を引っ張ってばかりだと、松山の負担が大きくなり本領発揮といかないわけだ。

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