腰痛で今季9度目棄権 ジャンボ尾崎に“新ツアー構想”発覚

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【ダンロップフェニックス 2日目】

 大会2日目はアウトの9ホールをプレーしただけで、持病の腰痛のため今季9度目の棄権でコースを去った。ジャンボと呼ばれ、かつて日本男子ツアーの隆盛とともに活躍した尾崎将司(69)だ。

 永久シード権を持ち、「生涯現役」にこだわってシニア大会には目もくれずにレギュラー大会にしがみついてきたが、今季は12試合に出場して獲得賞金ゼロ。

 1試合当たりの経費は30万円といわれ、今年だけで360万円もの赤字になる。

 尾崎はツアー制度発足の73年に初の賞金王になって、これまで12度も頂点に立った。生涯獲得賞金ランクは1位で26億8883万6653円。もちろん賞金だけでなく、数々のスポンサー契約でその4倍は稼いだといわれる。

 だが、賞金を手にしたのは3年前のつるやオープン51位の30万8400円が最後。それ以降、一銭も稼いでいないのだ。

 これではプロゴルファーとはいえない。

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