原宿にジム “闘う政治家”パッキャオが狙うジャパンマネー

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「闘う政治家」も、“お足”がなけりゃ世間を渡れない。

 25日、ボクシングのマニー・パッキャオ(37)の名を冠する「パッキャオジムトーキョージャパン」が原宿にオープンした。記者会見には本人も姿を現し、ゲストとして来場したWBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥には左フックを伝授。

「左ヒジを上げて、打ち下ろすようにすれば相手に当たる」と、自らグローブをつけて実践した。

 もっとも、このジムはプロを育てるジムではなく、あくまでフィットネスジム。運営はパッキャオとライセンス契約を結ぶMPプロモーションジャパンなので、名義貸しのようなものだろう。

「若いボクサーにも私の知識と才能を共有してもらいたい。私が教えることも出来るからね」

 と話したパッキャオだが、本業は母国フィリピンの上院議員。指導のために頻繁に来日するなんて出来るわけがない。今後は都内の複数箇所にジムをつくる意向もあるというから、いよいよもって「ジャパンマネー」目当てではないか。

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