高知とも太いパイプ “555本男”ラミレスにセ球団が熱視線

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「30億円超補強」といわれる巨人をはじめ、日本のプロ球団のほとんどは今季の補強を済ませたばかり。すでにおなかいっぱい、ゲップが出そうなチームばかりかと思ったら、いまからラミレスにウの目タカの目の球団があるという。

「右の長距離打者が欲しい阪神です。右打ちのゴメスをクビにして、三塁手候補のキャンベル(29)を1年7000万円で獲得しましたが、実力は未知数。ドラフト1位の大山悠輔は右の大砲候補ですが、いかんせんルーキーですからね。福留もオフにFAで獲得した糸井も左打者で、チーム内には計算の立つ右の長距離打者がいないのです。阪神は昨オフ、高知ファイティングドッグスから藤川球児を獲得。高知はかつて一軍のキャンプ地で、いまも二軍がキャンプに使っているし、ファイティングドッグスの北古味オーナーは阪神のお膝元である大阪で事業をしているという縁もある。阪神とファイティングドッグスには深いつながりがありますからね」(阪神OB)

 阪神OBの中には「多少、パワーは落ちただろうけど、ラミレスはただ振り回すだけのバッターじゃない。通算打率.312が示すように、広角に打てて率も残せる。掘り出し物になるかもしれない」という声もあるそうだ。

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