FA大補強をチクリ…阪神球団社長“天にツバ”する巨人批判

公開日: 更新日:

 鼻息は荒かった。

 5日に行われた阪神の年賀式。四藤球団社長が「東ですごい補強をした球団があるが、金本監督のもと、一丸となってやっていれば、結果はついてくると思う」と、巨人をチクリとやったのだ。

 このオフ、陽、山口俊、森福の3人をFAで獲得した巨人。助っ人、トレードも含めると、たしかに「すごい補強」をやった。だが、巨人関係者が聞いたら、「どの口が言うのか」と、苦笑いを浮かべる発言だ。

 阪神だってFAで糸井を獲得。新外国人も2人、米国から引っ張ってきた。

 93年にFA制度が導入されてからの獲得総数は巨人の23人(落合、清原ら)に対して阪神は11人(石嶺、金本ら)と差があるとはいえ、メジャー帰りの選手の獲得人数は、巨人の2人(柏田、小林雅)に対して、阪神は5人(伊良部、城島ら)で逆転する。

 金本監督はデイリースポーツの元日インタビューで、捕手と左のリリーフ投手を獲得する話が浮上していたことを明かした上で、「1人でも多く生え抜きを育てたいという思いがあった」「補強は必要だけど、補強依存のチームにはしたくはない」「補強は最小限」と語ったものの、カネを積んで補強をしたがるフロントの体質は、巨人も阪神も何ら変わりはないのだ。

 生え抜きの育成に定評がある広島日本ハムが巨人をチクリとやるならまだしも、少なくとも阪神がどうこう言える話ではないだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    オコエ瑠偉 行方不明報道→退団の真相「巨人内に応援する人間はいない」の辛辣

  2. 2

    矢沢永吉&松任谷由実に桑田佳祐との"共演"再現論…NHK紅白歌合戦「視聴率30%台死守」で浮上

  3. 3

    ヤクルト青木宣親GMは大先輩にも遠慮なし “メジャー流”で池山新監督の組閣要望を突っぱねた

  4. 4

    神田沙也加さん「自裁」の動機と遺書…恋人との確執、愛犬の死、母との断絶

  5. 5

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  1. 6

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 7

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  3. 8

    阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 その独善的な振舞いは筒抜けだった

  4. 9

    大谷翔平、笑顔の裏に別の顔 日刊ゲンダイは花巻東時代からどう報じてきたか、紙面とともに振り返る

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情