速球170キロへ ハム大谷には別メニュー調整が進化の好機

公開日: 更新日:

 CSのソフトバンク戦ではプロ野球最速の165キロをマーク。アロルディス・チャップマン(28=ヤンキース)のもつ世界記録の169キロまであと4キロなので、それを超えたいということだ。

「大谷がもくろむスケールアップとは、ズバリ、170キロの速球を投げられるようになることでしょう」と、前出のOB氏がこう続ける。

「実際、大谷は昨年のシーズン中から、球速をさらに上げようと試行錯誤しています。投げるときに左足を踏み出す際の歩幅を、これまで以上に広くとることで、より速い球を投げたいのです。ブルペンでは歩幅の広いフォームを試したこともあるそうですが、ボールはとっ散らかるし、体重移動もうまくいかない。公式戦で試す段階までいかなかっただけに、理想のフォームを追求し、そのために何をすべきか、あれこれ考えていると思いますよ」

 全力疾走できないからこそ、足首に負荷がかからないようなウエートを山ほどやり、アタマの中で球速を上げるための手段を模索する。アリゾナの大谷はケガを逆手にとって、さらなるバージョンアップをもくろんでいる――。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁の「清純派枠」を狙うのは"二股不倫報道”の田中圭と同じ事務所の有望株という皮肉

  2. 2

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  3. 3

    橋本環奈『天久鷹央の推理カルテ』コア視聴率も低迷…パワハラ報道前からあった"上げ底人気"疑惑

  4. 4

    趣里と三山凌輝に結婚報道…“希代のワル”羽賀研二を彷彿とさせる男の登場に水谷豊どうする?

  5. 5

    慶応幼稚舎の願書備考欄に「親族が出身者」と書くメリットは? 縁故入学が横行していた過去の例

  1. 6

    ベッキー不倫騒動が教訓 LINEはこうして筒抜けになる

  2. 7

    自民“裏金議員”西田昌司氏が沖縄戦に許しがたいイチャモン…次期参院選に推薦した公明は真っ青

  3. 8

    上智大は合格者の最大40%も…2021年から急増した「補欠合格」の現状

  4. 9

    人間の脳内のマイクロプラスチック量は「使い捨てスプーン」サイズ…8年前より1.5倍に増えていた

  5. 10

    嵐「解散ビジネス」で荒稼ぎの皮算用…総売り上げは500億に? 2026年5月に活動終了