大谷代役で追加招集 SB武田“縦カーブ”はWBCで通用するか

公開日: 更新日:

 気持ちだけなら大谷にも負けていない。WBC日本代表の最後の1人として、追加招集が決まったのが、ソフトバンクの右腕、武田翔太(23)だ。

 本来ならば日本ハムの大谷が出場予定だったが、調整が遅れていたため、日本代表の小久保監督が28人の登録から除外。武田はその“代わり”というわけだが、形はどうあれ、代表入りは本望だろう。

 武田は昨年末、日刊ゲンダイのインタビューで、WBCへの思いを熱く語っていた。

「本当に楽しみですよ。日本代表ということは、子供たちのお手本にならなきゃいけない。子供たちに野球を普及するためにも、代表選手として自信を持って、楽しくプレーする姿を見せたい。それに、カーショウ(ドジャース)も出てくるんですよね? WBCではベンチの一番前に陣取って(投球を)見ますよ!」

 問題は、通用するかどうかだ。武田の代名詞は、大きくタテに割れるカーブ。昨季も全投球の4分の1以上がこの球種だった。

 JスポーツのMLB中継で解説を務める評論家の三井浩二氏がこう話す。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性