所属球団から連日“注文”殺到 WBCの苦労を米国監督が吐露

公開日: 更新日:

 優勝した米国代表の指揮を執ったリーランド監督によれば、「携帯は鳴るし、メールもくる。毎日が(選手の所属球団との)話し合いだった」そうだ。

 主力を派遣する各球団のGMにとって、開幕直前のこの時期、選手の調整具合は気になって当然。レギュラーシーズンに支障が出るようではかなわないし、ケガでもされたら一大事だ。米国代表を束ねるリーランド監督のもとに連日、選手の起用法に関する注文が殺到するのは当然といえば当然かもしれない。

 なにしろ米国代表には年俸10億円を超す連中がズラリ。所属球団が起用法にナーバスになるのも道理だと思ったら、日本も同様らしい。さる放送関係者がこう言った。

「日本代表の首脳陣のもとには直接、間接を問わず、起用法に関する注文が押し寄せるとか。公になっていない故障部位まで伝えてきて、なるべくなら投げさせないで欲しいなどと言ってくると聞きました」

 勝つための選手起用は当然だし、かといって所属球団の意向もむげにはできない。代表の首脳陣は大変だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  4. 4

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 5

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  1. 6

    参院選で公明党候補“全員落選”危機の衝撃!「公明新聞」異例すぎる選挙分析の読み解き方

  2. 7

    「愛子天皇待望論」を引き出す内親王のカリスマ性…皇室史に詳しい宗教学者・島田裕巳氏が分析

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    松岡&城島の謝罪で乗り切り? 国分太一コンプラ違反「説明責任」放棄と「核心に触れない」メディアを識者バッサリ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒