G由伸監督タジタジ 菅野めぐり中日・森監督が先制“口撃”

公開日: 更新日:

 巨人高橋由伸監督(41)が開幕戦の相手、中日森繁和監督(62)に先制“口撃”を食らった。

 27日、横浜市で「セ・リーグファンミーティング」が行われ、6球団の監督が並んで壇上に上がった。毎年恒例の開幕投手の話題になると、森監督は「大野です」とキッパリ。一方の高橋監督は「すみません」と6球団で唯一、公表しなかった。が、ここからが森監督の独壇場だった。

■オレなら菅野は投げさせない

「巨人が決めてないなら、うちも変えます」と応酬すると、「菅野と聞いていましたが、WBCであれだけ投げた。私が監督なら(中日との開幕戦は)外します。ゆっくり次のカード(DeNA戦)にいってもらいます」と畳み掛け、集まったファンの笑いを誘った。これには高橋監督も「今日はこちらに来ていて(菅野の)様子を見られないので、これから決めます」と苦笑いするしかない。

 巨人の原前監督はかつて、落合元監督率いる中日をライバル視していた。2人が同時に指揮を執った06~11年の6シーズンの間でリーグ優勝は巨人3、中日3。原前監督は「中日戦で活躍できない者は巨人のレギュラーとして認めない」とナインにゲキを飛ばした。この頃、落合元監督の右腕として投手コーチやヘッドコーチを歴任したのが、森新監督である。巨人は昨季最下位に沈んだ中日に11勝13敗1分けと負け越すなど、少なからずアレルギーがある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは