石原と会沢が共存 広島が繰り出す常識外れの“正捕手2人”

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「優勝チームに名捕手あり」とは、野村克也元ヤクルト監督の口癖だ。

 現役時代の自身はもちろん、西武の伊東やヤクルトの古田、中日の谷繁に巨人の阿部がその代表格だろう。不動の正捕手がチームの安定をつかさどるとの説に異論はないが、昨年の優勝球団広島はこれに当てはまらなかった。

 ベテラン捕手の石原慶幸(37)と中堅捕手の会沢翼(29)が共存。それぞれ83試合、50試合に先発出場し、リーグトップのチーム防御率を記録した。

「今季もここまで石原が12試合、会沢が11試合と先発マスクを分け合っている。リードに定評のある石原、打撃が持ち味の会沢。異なる武器を持つそんな2人を、先発投手との相性によってベンチが巧みに使い分けているのだが、最近はそれが揺らぎつつあった。なにしろ会沢の打撃が前日の試合まで打率.189とサッパリ。どうせ打てないなら、経験豊富でより投手からの信頼が厚い石原を使うべきではないか。そんな声が高まり始めていた」(広島OB)

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