メジャー球団との契約直前 巨人原監督からの電話でFA決断
メジャーに挑戦しようと思った。実際、「メジャー契約」と2、3球団が声をかけてくれた。インディアンスとは契約寸前までいった。そんな時、「ちょっと待って」と連絡があった。巨人の清武英利球団代表(当時)だった。その頃、巨人は日本ハムの小笠原とFA交渉中だった。小笠原が決まった後、東京ドームホテルで同代表と会った。
「2年連続2ケタ勝てる投手はそうはいない。メジャー? 海外に出すのはもったいない。日本でやってくれ。ジャイアンツに来てくれ!」
選手として必要とされる環境で投げたいと思ってやってきた。心が揺れた。すると、その日の夜に巨人の原辰徳監督から電話がかかってきた。
「門倉君、ぜひ我が軍の力になってくれ!」
原監督は子供の頃からファンだった選手。うれしかった。心は決まった。その場で「はい」と返事をし、条件の細部を詰めるだけだったインディアンスには代理人を通じ、「申し訳ありません」と断りを入れ、巨人入りが決まった。
(つづく)




















