なぜ上本に代打 鼻骨折の鳥谷「連続出場」に虎ファン複雑

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 24日の試合で顔面死球を受けた際に、鼻骨を骨折した阪神の鳥谷。翌25日は黒いフェースガードを着用してベンチ入り。六回2死走者なしの場面で代打出場すると三ゴロに倒れたが、連続試合出場記録はプロ野球史上歴代単独2位の1795に伸ばした。

 過去には肋骨を折りながら試合に出続けた鳥谷なら、「鼻骨の骨折くらい何ともない」というかもしれない。しかし、それまで2安打を放っていた上本を代えての代打には、「記録のためじゃないか」という声も出て当然だろう。代役として三塁でスタメン起用されたキャンベルが来日初本塁打を含む2安打3打点と活躍したのも、ファンにとっては複雑だ。

 打撃不振に陥った昨季は、連続フルイニング出場記録が667試合で途絶えた。鼻骨骨折が原因で成績が落ちれば、今度は「連続試合出場の是非」も問われることになる。

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