金本監督もベンチに蹴り 虎ペナント制覇への“致命的欠陥”

公開日: 更新日:

 敵失を生かせず、流れを手放した。

 阪神巨人に連敗した24日の試合。阪神は五回に絶好のチャンスをつかんだ。先頭の福留が、チーム初安打となる三塁打。ここで5番中谷が浅い右飛に倒れたものの、続く鳥谷の打席で、好投していた巨人先発の吉川光が頭部死球を与え退場処分になった。怒号と歓声が入り交じり、にわかに盛り上がる甲子園。そんな押せ押せのムードはしかし、代打の伊藤隼、梅野の凡打で一気にしぼんでしまった。

「五回が勝負だった」

 試合後、金本監督は厳しい表情でそう切り出すと、内野ゴロでも1点という可能性があった場面でフライを打ち上げた中谷をやり玉に挙げ、「言っても(ケース打撃を)できないのは、ボクらの指導力不足」と嘆いた。

■田原と巨人を助けてしまった

 評論家の橋本清氏がこう言う。

「代打の伊藤隼の打撃にも疑問が残りました。吉川が危険球退場し、急きょ、マウンドに上がった巨人の2番手の田原は、気持ちの面も含め、万全な準備ができていなかったはずです。投手の立場からすれば、じっくりと攻められたら嫌な場面。しかし、伊藤隼は初球に手を出して、二ゴロに倒れた。しかも、外角のカーブにやや体が泳がされた。狙い球とは思えない打撃でしたから、余計にもったいなかった。田原と巨人を助けてしまいました」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ベネズエラ戦惨敗は井端監督の「自業自得」…リリーフ崩壊は昨年末から始まっていた

  2. 2

    大谷も「勝てる要素のある試合」と悔いた 侍J最悪のWBC8強止まり…井端監督チグハグ采配の痛恨

  3. 3

    小栗旬がハリウッド“資本”映画で主演も… トラウマ級の英語力と「スター」への高い壁

  4. 4

    侍J選手を“殺した”井端監督の偏重起用、場当たり、塩漬け…こうして結束力に亀裂が生じた

  5. 5

    国立大学なら入学辞退率がゼロに近いはずだけど実態は? 有名私立と天秤にかけられる意外な大学

  1. 6

    「国宝」日本アカデミー賞10冠の陰で…森七菜“最優秀助演女優賞”逃した不運と無念

  2. 7

    侍Jを苦しめるNPB「選手ファースト」の嘘っぱち トレーナーの劣悪待遇に俳優・渡辺謙もビックリ?

  3. 8

    広瀬すず 映画賞受賞ラッシュでも残された大仕事「大河ドラマ出演」への“唯一のネック”

  4. 9

    「ガキ使」の没個性化が進む? 松本人志の“週替わりCM”で「本編」が希薄化の危機

  5. 10

    黄川田こども担当相の“ポンコツ答弁”が炸裂! 立憲・蓮舫氏との質疑で審議が3回も中断する醜悪