大竹寛6失点KO 巨投“内海組”ごっそり二軍落ちで解体危機

公開日: 更新日:

 3連勝で首位の阪神に2.5ゲーム差に迫っていた巨人。25日の阪神戦で、そんな上昇ムードを吹き飛ばしたのは、先発した大竹寛(34)だった。

 初回、この日1番に入った糸井に29打席ぶりとなる安打を許すと、続く上本に二塁打を浴びて、わずか8球で先制点を献上。この回4失点で流れを失うと、三回にも3安打に2四球が絡んで2失点。3回6失点で3敗目(4勝)を喫した。前回登板も4失点でKOされているだけに、高橋由伸監督(42)は「大竹は立て直して欲しかった? そうだね。そうしてもらわないと困るんですけど。同じような投球が続いている感じ。キャリア? キャリアうんぬんじゃないでしょう。何とか少ない失点で、というのは誰でも同じ」と渋い表情。尾花投手コーチは「結果が出ていない。次? 考えます」と二軍落ちを示唆した。ここ5試合の失点は、6、4、6、1、4。防御率5.15では苦しい。

 今年から大竹も仲間入りした沖縄合同自主トレメンバーが受難である。リーダーの内海は再調整のため二軍行き。山口鉄は上半身のコンディション不良のため三軍に合流している。さらに大竹もアウトなら、残るは宮国ただ一人。ただ、「内海組」が解体されると、困る人物が他にもいるという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち

  4. 4

    YouTuber「はらぺこツインズ」は"即入院"に"激変"のギャル曽根…大食いタレントの健康被害と需要

  5. 5

    クマと遭遇しない安全な紅葉スポットはどこにある? 人気の観光イベントも続々中止

  1. 6

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲

  4. 9

    「渡鬼」降板、病魔と闘った山岡久乃

  5. 10

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が